夏の節電
今夏の省エネ・節電へのご協力のお願い(令和5年度)
今夏の東京エリアの電力需給は、瞬間的な需要変動に対応するために必要とされる予備率3%以上を確保しているものの、厳しい見通しです。区民の皆様におかれましては、無理のない範囲において節電へのご協力をお願いいたします。(※熱中症にご注意ください)
夏季の電力使用の特徴
電力需要は日中(13時から17時頃)に高まる傾向にあります。
また、電力需給は太陽光発電の出力が減少する17時から20時頃に厳しくなる傾向にありますので、この時間帯には特に省エネ・節電へのご協力をお願いします。
ご家庭での節電・省エネ
小さな積み重ねが大きな省エネ効果につながります。家庭における電気の使用割合が大きいものについて、少しの工夫でできるご家庭での省エネへの取り組みを紹介します。
エアコン
- 室内の冷やしすぎに注意し、無理のない範囲で室内温度を上げましょう(設定温度を27℃から28℃にした場合、年間約30.2kWhの省エネ・約1,060円の節約)
- エアコンのフィルターをこまめに掃除しましょう(月2回)(年間約32.0kWhの省エネ・約1,120円の節約)
- 日中はすだれやシェードなどで窓からの日差しをやわらげましょう(外出時はカーテンを閉めると効果的。緑のカーテンもおすすめ)
- 扇風機を併用し空気を循環させると効果的です。また、風が体にあたると涼しく感じます。
- 室外機の周りにはものを置かないようにしましょう
冷蔵庫
- 冷蔵庫にものを詰め込まないようにしましょう(年間約43.8kWhの省エネ・約1,540円の節約)
- 温度設定を「強」から「中」へ(年間約61.7kWhの省エネ・約2,170円の節約)
- 壁から適切な間隔で設置しましょう(年間約45.1kWhの省エネ・約1,580円の節約)
- 無駄な開閉をせず、開けている時間は短めにしましょう
照明
- 不要な照明は消しましょう
- リビングや寝室の照明の明るさを下げましょう
テレビ・トイレ
- テレビは省エネモードに設定し、画面の輝度を下げましょう。見ていないときは消しましょう。
- 温水洗浄便座ではタイマー機能や節電モードの設定をしましょう
無理のない範囲でご協力をお願いいたします。
(節約金額は2023年1月調べの電力量料金より算出)
オフィスでの節電・省エネ
オフィスでの、省エネへの具体的な取り組みをご紹介します。
- 可能な範囲で執務室や店舗エリアの照明を間引きしましょう
- 使用してないエリア(会議室、休憩室、廊下等)は、消灯しましょう
- 日中の日射を避けるために、ブラインド、カーテン、遮熱フィルム、ひさし、すだれを活用しましょう
- 使用していないエリア(会議室、休憩室、廊下等)は、空調を停止しましょう
- 長時間離れるときは、OA機器の電源を切るか、スタンバイモードにしましょう
- 温水洗浄便座は使用状況を確認し、便座や水の温度設定を「切」にしたり、長時間使わないトイレはコンセント自体を抜いたりしましょう
出典:経済産業省資源エネルギー庁ホームページ、東京都環境局『家庭の省エネハンドブック2023』