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更新日:2025年7月10日
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これまでは、男性が育児にあまり関わらないことが問題とされてきたため、男性がもっと積極的に育児に参加するよう、国や自治体の政策で育児休業を取る人を増やしたり、育児や家事にかける時間を増やす目標が掲げられてきました。
こうした取り組みが進む中で、豊島区の子育て支援窓口では、男性が一人で子どもを連れてくるような姿も見受けられるようになり、育児の当たり前が変わりつつあります。しかしその一方で、妊娠中の配偶者へのサポートの仕方や子育てに悩む男性が増えるといった新しい問題も出てきています。
そこで豊島区として、「ForPAPAプロジェクト」という男性の育児支援プロジェクトを立ち上げました。
今後は、男性の育児を推進するだけでなく、「支援」がますます重要になってくると考えます。男性が情報を知りやすいかどうか、制度やサービスが使いやすいかといった視点で、現状を見直し、より利用しやすい子育て支援を目指します。
行政を含む豊島区内の男性向けの支援を強化し、パパになる男性へ着実に届けていくという姿勢とメッセージをストレートに表現できるよう「For PAPAプロジェクト」としました。
親子を両手で包み込みこむイメージをデザイン化しました。
緑の「父親の手」と、一緒に支えるもう片方のピンクとオレンジの手は「支援」を表し、父親と支援の2つの手で親子を包みこみ支えるイメージです。手の外側の太いラインは輪の一部のように描き、支援の輪の広がりを表現しています。
男性向けの子育てイベントや事業であることを示すマークとして活用します。
For PAPAプロジェクトの活動実績について紹介します。
妊娠期から育児期間にかけて「やるべきこと」や「気をつけたいこと」をまとめた豊島区版父子手帳リーフレットの配布を行っています。
配布場所など、詳細については以下のリンク先をご覧ください。
父子手帳リーフレットを配布しています(妊娠期からの男性育児支援プロジェクト)
2025年2月に開催したセミナー『妊娠期から備えよう、産後の「お金」と「生活の変化」』の録画動画を公開しました。
⼦どもが産まれると、⽣活は⼀変。お⾦の使い⽅も、パートナーとの関係もどんどん変わります。
そういった変化にスムーズに対応するためのきっかけとなるよう、妊娠中から男性に考えてほしい「お金」や「時間」の使い方についてお伝えしています。
講座内で紹介している妊娠・出産時の支援制度は令和6年度の情報です。最新の経済的支援に関する情報は下記リンク先でご確認ください。
妊娠から出産・子育て期の相談支援および経済的支援について
男性を取り巻く妊娠期からの育児環境について把握することを目的に、「男性の育児環境に関する調査」を実施しました。
男性の育児環境に関する調査結果を公表します(妊娠期からの男性育児支援プロジェクト)
電話番号:03-4566-2478